カシミヤはカシミヤ山羊から取れる希少な繊維。上毛の下に生える細い毛を梳いて取ります。洗うと縮みが起きやすいデリケートな繊維です。太さは髪の毛の十分の一しかありません。その細い繊維のあいだにたくさんの空気を含みます。だから薄いニットでもウールのものより暖かいのです。
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茶色と紺色の地色に赤いバラ柄のセーター。はなびらのキワに虫食いが3カ所ありました。この穴は大きさが1.5センチあります。この穴の大きさで柄の部分のお直しは場所によっては柄がくずれてしまい目立つこともありますが、今回はぎりぎり柄のキワの部分でした。
リボン糸で編まれたサマーカーディガン。右肩うしろに穴が開いていました。バッグの金具がひっかかったのでしょうか。リボン糸で編まれたものはそのさらさらした素材感を大事にするため、編みもゆるく糸自体もあまりじょうぶではありません。ひっかけにはご注意を!当店の修理でここまで直ります。
「ビキ(BIKI)」です。「ビギ(BIGI)」ではありません。イタリアのブランドで日本のライセンスブランドとしてもっとも古い歴史があります。このニットもいいカシミヤを使っていますね。これだけキレイなヴィヴィッドイエローを出すとはさすが!です。
スカートの右脇に点々と上から下まで虫食いが4カ所。ふんわりとしたウール生地なので糸かがり&熱接着補強で直しました。こういう生地は直した跡がわからないほどキレイに直ります。
ズッカZUCCaはイッセイミヤケグループでも代表的なレディスブランドです。5ミリくらいの小さい虫食いが背中に3カ所ありました。ハイゲージでしかも柄物とむずかしいお直しです。柄の部分に違和感がないよう、ていねいに仕上げました。
PINORE(キング社)ブラックレディススーツ。マイクロファイバーポリエステルという極細のポリエステル糸で織られていますので独特の光沢と質感があります。この素材で気を付けなければいけないのは、このように糸がひきつれてしまうこと。細い糸で織られたシルクやキュプラなどの滑りやすい素材、たとえばブラウスや裏地などでもできやすいですね。バッグや座席などとのちょっとした摩擦で引きつれます。特殊な用具で一つ一つ直しました。
ぴしっと入った細いプリーツがすてきなロングスカートです。ポリエステル、しかも光沢のある生地なのでシミが目立ちやすい生地と言えるでしょう。「おしぼりで拭いてみたけど取れなくて・・・。」とのことでしたが、アイスクリームには脂肪分が含まれていることが多いので水では落ちないことがあるのです。
シャツの糸が表に出ていました。糸を裏へもどしました。セーター類の糸引きもキレイに戻ります。絶対に切ったりしないでください。
ブルゾンの縁取りの合成皮革が剥がれていました。合成皮革の復元できれいになりました。合成皮革は3~5年内でベタベタし始め→剥がれてきますので早めにご相談ください!合成皮革の剥がれ予防もできます!
長襦袢が全体的に黄ばみがありました。復元加工できれいになりました。
婦人ジャケットの裏地が裂けていました。ミシンで縫い込み修理できれいになりました。
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