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クリーニング&メンテナンスとエコ=MOTTAINAI

衣類、靴、鞄の大量生産が可能となり、大量消費も付随して当たり前になりつつあります。確かに消費者にとって悪いことではありません。しかし一方で生産されたものが大量の廃棄物となっていたり、資源の面から見ても懸念点が考えられます。ヨーロッパ等に代表されるように洋服や靴、鞄と長く付き合っていくという文化が日本にもあったことは「もったいない」という単語が日本特有の単語であるということからも明白です。ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんのお言葉を借りれば、Reduce(ゴミ削減)・Reuse(再利用)・Recycle(再資源化)という環境活動の3Rを一言で表せ、また地球資源への尊厳も含まれたすばらしい言葉が「もったいない」です。このすばらしい考え方を忘れないためにも衣類・くつ・鞄のクリーニング・メンテナンス業者が一般消費者にアピールしていかなければならないのは、洋服・靴・鞄がキレイに、あるいは修理ができますよということです。クリーニング業、リフォーム業というのは一般的にあまり知られておりませんが、非常に多岐にわたる※知識【無数にある素材知識・様々なケースでの汚れ成分の知識・汚れに対応する洗剤の科学的知識】と※経験【洗うときの温度管理・品物の経年劣化による状態を判断する力】によって、業者間でも得意分野が異なるなどの状況があります。しかし、一般消費者の間にはこういった情報を持っている方は少なく、『クリーニングに出すと洋服・靴・鞄が長持ちしやすい』ということもあまり知られていません。このギャップを解消し、物を大切にする文化、環境・資源を大切にする文化を育てていくことが重要だと私達は考えています。